SIBO (小腸内細菌増殖症)をコントロール出来たら・・・

SIBOをコントロールして全国を旅したい真面目主婦の食を詳細に記録。

ドS先生の一言で目が覚めました。

f:id:mazimesyuhu:20200115114351j:plain

2月3日に大腸内視鏡検査します。


おはようございます。

真面目主婦 まじ子です。

 

新年早々に電話予約して、一番近い新患受付の日が8日でしたので、

朝一番、大病院に行ってきました。

 

元々緑内障でかかっている病院なのですが内科は4年ぶりです。

4年前になぜ内科に足を運んだのかというと、

アロエに出会うまで、スルーラックだけでは便秘が解消されず、

あいつ思うように出なくて診てもらう事にしたのです。

その時の大腸内視鏡検査が人生初の体験でした。

そして、検査中、左側の腸がとても複雑な形をしているということ、

腸の動きが悪いという事、そういえば同じ検査の方10人の中で一番最後に診てもらうことになった事を思い出しました。

その数日後に出してもらった薬が4種類で、ガスコンやら色々でしたが、

大病院は時間もかかりますし、あまりガスが解消された気もしなくて

段々通わなくなったのです。

 

今回は、お久しぶりなので勿論新患扱いです。

紹介状がないので費用は掛かりますが、

このお腹やプーを何とかしたいので行ってきました。

相変わらず連続プーに苦しむ日々を送っています。

 

新患担当は、

『僕は腸専門ではないのですが、今の触診でもかなり腸の動きが弱いようですし、

今日CT撮りませんか?もし撮られるのであれば今から手配します。

前回の検査(大腸内視鏡検査)からかなり時間が経っているので、出来れば内視鏡での検査も必要かと思います。便秘の原因が他にあるかもしれないので、一通りの検査をしてから、まじ子さんのおっしゃる小腸なんたらというのかを確定する方が良いと思います。僕は腸や小腸、その辺は詳しくないので・・・すみません。

まじ子さん、CT、どうされます?』

という物腰の柔らかい若い先生でした。

 

私は、事前にレポート用紙3枚に出来るだけ大きな字で小学生の頃から便秘で、現在に至る経緯、今飲んでいる便秘解消の薬、私が思い当たるのは小腸内細菌増殖症でないかと思うに至る症状、味覚障害になったのもSIBOが原因だと思われることなどを書いて持っていたので、(かなり生意気ですが、こちらも必死です)

先生には、CTを撮りたいということと、質問されることに答えつつ、

その紙を恐る恐るお見せしました。

すると、

『僕は頭が良くないので、これは助かります。まじ子さんの話、しっかり頭に整理出来ていないので、少しお借りします。CTの予約するので待ち時間かなりありますが、今日でご都合よいのですね?では、中待合で待ってもらっていいですか?』

と、ずっと物腰柔らかにおっしゃっいます。そして私は一旦退室。

お昼前にCTを撮って結果を聞いて帰宅することになりました。

CTの画像を見ながら、4年前よりもガスの映りが大きい事、

もう一度消化器専門医に診てもらう方が良いという事で、改めて予約したのです。

そして、先日行ってきました。

もう本格的な稼働なのでしょう、大きな病院はますます混んでいました。

 

さて、新しい先生をS先生とします。(これから長く診てもらいそうなので)

S先生のSは、杉山とか鈴木という苗字からとったのではありません。

私の人生の中で1、2を争う超スーパーウルトラ《ドS》だからです。

というのも、挨拶直後のS先生の発言が、

『まじ子さん、精神科に診てもらうのが一番良いと思います。院内で調整します。』

だったのです。

電子カルテを読みながら、下剤依存症だと思っての提案だと思いますが、

私は返す言葉がしばらく出ませんでした。

私っていつもまにか便秘から精神も病んでいたんだ、と思ったからです。

 

そして、次に

『下剤、飲むの止めないなら病院は出来る事がないです。

一度精神科で色んな事を吐き出したらどうです?どうします?

下剤、こんなに長期間飲んでて、飲むの止めれないでしょ?

エビデンスでもそう示していますし、市販の下剤は気軽の購入出来ますが、毎晩飲む為に作られたものではないし、大腸メラノーシスや腸が動かなくなるという弊害があります。下剤を止めないと何も始まらない、それしかない。でも止めれないでしょ?』

とたたみかけてきます。

精神科に行く事は、私自身が解放されて楽になりそうなイメージなので、いつでも行ってみたいという気持ちはありますが、うちの旦那さんがどんな目で私を見るようになるか想像したら怖くなりました。

『先生、固いう〇ちが出ると切れたりして痛くなりますよね、下剤を飲まないという事になるとどうやって便秘を解消すればいいのでしょうか?』と質問しました。

『下剤を飲まない事が一番だと言っています!便が出る出ないは後の話。』

というので、

『先日の先生にも診てもらった際に、この紙(レポート)をお見せしましたが、

私は長い間下剤を飲んでおり、ガスが溜まって苦しいので診てもらいたくて来ました。そして、思い当たるのがSIBOではないかと・・・』

『見せて』

『・・・』

『前回のCTを見たけど、ガス、小腸には溜まってないよ。大腸にある位で。前に一度大腸検査したでしょ、その時に何言われました?下剤止めなさいって言ってるはずです。それでも治療を途中で止めたりしたのは、医療不信があるからですよ。この小腸内細菌増殖症と断定するには、まず他の病気の可能性が無くなってから初めて検討するのであって、今はまず まじ子さんが下剤を止めれるかどうかだけです。』

 

『・・・私、止めます。』

アロエもですよ、ビオフェルミンは乳酸菌なのでいいです。守れますか?』

『守ります。でも先生、乳酸菌が良いというのでヨーグルトや発酵食品を食べるとお腹が張って苦しいのですが、ビオフェルミンを飲んで、ガスが発生しているのでしょうか?』

『あ~、ヨーグルトとかビオフェルミンが元で腸にガスが溜まるとかありません。ビオフェルミンはヨーグルトと同じようなものです。よくヨーグルトを絶対食べたら良いという話がありますが、その効果についてエビデンスでもまったく証明されていませんし・・・ビオフェルミンも必ず飲んで下さいとは言いません。』

『さつまいもやきのこもお腹が苦しくなるのですが、食べた方が出ますか?』

『あ~さつまいもを食べたら便秘が良くなるという確証は、実は無いんですよ。』

『そうなんですね、じゃあ普通にしておけばいいんですね・・・』

その間、カチャカチャと電子カルテ

私は医療不信だと思われる点、

本人が約束した内容(下剤を止めれない場合、精神科でフォロー)

そんな私のマイナス点を数行入力してから

『これで間違いないですね。』

と言って私に画面を見せます。

私は『はい。』と言いました。

 

こんなやりとりと、

下剤にまつわる負のスパイラルについてもお話して下さって、

年齢の割に多いと想像する私の食事量を見事指摘されました。

新しく処方される薬について説明があって、診察終了しました。

 

まじ子、クタクタになりました。

でも、目が覚めたのです。

しっかり診てくれたS先生には感謝しないといけません。

待合室は立っている患者さんもいるほどの混雑なのに、

私はクタクタになるまで診察して頂いたのですから。

そりゃ、先生の言う事を聞かなくちゃ、病院に来ても治せないよ!

という事なんだと思います。

 

さて、S先生の処方で、

アミティーザカプセル24㎎を朝夕1錠ずつ飲むことになりました。

そしてスルーラックも止めて、アロエも止めてどうなるのか、様子をみます。

信販売で購入していたアロエは、ポイントがたくさん貯まっていましたが、

定期購入を解約しました。

何だか目からうろこという気持ちで帰宅。

スルーラックもアロエも見えないところに隠しました。

うっかり飲んだらダメなので。

やっぱり私は、約束に忠実な真面目主婦 まじ子です。

 

これから、あいつを何とか押し出す寒天方式にしなくてはなりません。

腸の調子は後日また報告します。